オリエンテーション

コンプライアンスの重要性と相談・通報窓口の重要性

• コンプライアンス経営が求められる時代背景
• コンプライアンスは、企業価値を高める
• 内部通報制度の意義と担当者の役割
• 公益通報者保護法とは

受付の実務
一次対応が最も重要コミュニケーション力の強化を図る

• 相談と通報の違い
• 受付時の心構えと留意事項
• ヒアリングシートの記載の基本
• コミュニケーションの基本、質問の基本（ロープレ）
• カウンセリング技法の基本、傾聴のスキル（ロープレ）

実態調査の基本と実務
正確な事実確認が問題解決の原点

• 事実確認時の基本
• 事実確認時の留意事項
• 加害者への事情聴取の基本（ロープレ）
• 報告書記載の基本（ケーススタディ、個人ワーク）

対応策の検討の基本
問題の根本解決と再発防止につなげる

• 問題とは
• 問題の分類と整理方法
• 問題解決の基本ステップ
• 問題解決のケースメソッド（個人ワーク＆グループ討議）

対応策の実施

• 内部処理の基本と、外部処理が必要な場合の対応
• 再発防止策の実施

モニタリング＆フォローアップ

• 相談・通報者への報告と謝罪等
• モニタリングの基本

まとめ

• 振り返りシート記入

Tips

• コンプライアンス経営
  コンプライアンス経営とは、法令遵守にとどまらず、社会規範や企業倫理に則った経営を行うことを指します。近年、企業の社会的責任（CSR）が重視される中、コンプライアンス経営は企業の持続可能性を高める重要な要素となっています。適切なコンプライアンス体制の構築は、リスク管理や不正防止だけでなく、企業価値の向上や競争力の強化にもつながります。本研修では、効果的なコンプライアンス経営の実現に向けた実践的なアプローチを学びます。
• 内部通報制度
  内部通報制度は、企業内の不正や違法行為を早期に発見し、是正するための仕組みです。従業員が安心して通報できる環境を整備することで、潜在的なリスクの顕在化を防ぎ、健全な組織風土の醸成に貢献します。公益通報者保護法の改正により、事業者に内部通報体制の整備が義務付けられ、その重要性が一層高まっています。本研修では、効果的な内部通報制度の設計・運用方法と、通報者保護の具体的な施策について詳しく解説します。